産業医の志望動機の書き方は?例文あり

産業医の志望動機の書き方のポイント

産業医として転職活動をする場合、志望動機をどうするかは重要なポイントになってくるでしょう。履歴書などにも記載しますし、面接試験の中でも取り上げられる項目でしょう。産業医の志望動機として、まずは会社の後方支援を行いたいという部分をアピールすることが大事です。産業医の目的は社員の健康を維持管理して、会社の経済活動を効率的に進めることにあります。そこで会社に対して貢献をしたいからという内容は、志望動機の中に盛り込んでおきたいところです。

会社に間接的に貢献していきたいということをアピールすることは確かに大事です。しかしそれだけだと、何か胡散臭い志望動機と読む人によっては受け取ってしまうかもしれません。そこで労働衛生に対してどのように考えているのか、自分なりの想いも伝えていきましょう。より良い労働環境にするためには何が必要なのか、そして自分に何ができるのかということを考え、それに対する答えを導き出すような文章にしてみましょう。また労働衛生の改善のためには、時に経営陣に協力を求めることも出てくるかもしれません。そのとき相手の理解を得るためには、自分が提案している改善で会社はどのような利益を興じられるのかを説明することも大事です。相手がうなずけるような、理論的な説明を意識して作成しましょう。

志望動機はなぜ産業医になりたいかも確かに含まれますが、なぜその会社で仕事をしたいのかということも相手は知りたいと思っています。そこでほかの会社ではなく、応募した会社で産業医として仕事をしたいのかを志望動機の中で説明しましょう。そのためには、応募しようと思っている企業の分析を進めることです。どのようなポリシーを持って経営しているのか、社員に対する思いはどのようなものなのかを理解すると、その会社で産業医として仕事のしたい理由が見つかるはずです。このような企業情報は、会社のホームページに記載されているはずです。ホームページを見て、参考にしながら文章を作成していきましょう。

このようなポイントを押さえて志望動機を作成すれば、かなりオリジナリティのある興味深い内容になるでしょう。決して履歴書の例文欄に書かれているような、ありきたりな志望動機を作成しないことです。他の会社でも出せるような汎用性の高い志望動機でなく、相手も自分の会社のためだけに作成していると実感できるような志望動機を作成しないと、書類選考をクリアすることもままならなくなるでしょう。

産業医への転職事例と志望動機の例文(1)

(転職概要)
医局勤務から産業医へ転職するケース
(よくある転職理由)
・病院勤務に当直や緊急対応はつきもの。どうしてもワークライフバランスが悪化しがちです。そのため、結婚や出産などライフステージの変化に伴い、転職を希望される方が多いです。
予防医学について学びたいと考え、転職を希望される方が多いです。
・人が亡くなる職場は精神的にきついため、企業という原則軽度かつ健康相談がほとんどの職場で働きたいと考える方もいらっしゃいます。
(活かせるスキル)
・内科疾患の知識や治療実績(昨今、働く世代に生活習慣病やメタボリックシンドロームなどに罹患している方が多いため、それらの経験が重宝されます)
・精神科疾患の知識や治療実績(昨今、働く世代にうつ病や統合失調症などに罹患している方が多いため、それらの経験が重宝されます)
・日本医師会の産業医学基礎研修や 産業医科大学の産業医学基本講座の受講実績
(志望動機例文)
私は、産業医を目指し医学の道へと進みました。そのために、臨床で消化器内科を中心とした内科疾患の症例を多く経験してまいりました。昨今、高血圧などの生活習慣病の方は増えており、貴社でも同様の従業員がいらっしゃるかと存じます。しかし、従業員のパフォーマンスこそが企業の経済活動の源だと考えています。これまで積み重ねた知見を活かし、従業員の健康をサポートし、より高いパフォーマンスを発揮できる環境作りに寄与したいと考えております。
(アドバイス)
・産業医の面接は1回の求人に対して、複数の応募がきます。原則、経験者有利ですが内科医の経験が重宝されるため、経験職務内容に関してアピールしましょう。
・病院勤務時代から比較すると年収は大幅に減少するのが一般的です。年収は落としたくないと答えると、相場観のない方だと思われてしまいますので注意しましょう。

産業医への転職事例と志望動機の例文(2)

(転職概要)
産業医から別の企業の産業医へ常勤で転職するケース
(よくある転職理由)
・年収や雇用条件を改善したい(産業医未経験の場合、収入は病院勤務時代と比較すると大幅に減少します。産業医は経験年数や働き企業の雇用条件で大きく変わります)
・より規模の大きい企業で働きたい(病院同様、企業でもネームバリューが存在します)
・非常勤から常勤へ(産業医は非常勤の求人が大半を占めます。非常勤としての経験も産業医の経験としてカウントされます。未経験の方は非常勤でキャリアをスタートするのが一般的です。)
・ヘッドハンティング
(活かせるスキル)
・産業医としての勤務経験(改善度合いを数値化し、成果をアピールできるとより良いです。)
・定期巡回や健康相談や復職面談等の実績や工夫している事例など
・内科疾患の知識や治療実績(昨今、働く世代に生活習慣病やメタボリックシンドロームなどに罹患している方が多いため、それらの経験が重宝されます)
・精神科疾患の知識や治療実績(昨今、働く世代にうつ病や統合失調症などに罹患している方が多いため、それらの経験が重宝されます)
(志望動機例文)
私はこれまで、非常勤と産業医として勤務しておりましたが、この度常勤として勤務することを希望し、貴社への入社を志望しております。私は日々の健康相談業務において、具体的な健康改善へのアプローチ方法を提示することに重きを置いています。「塩分を控えましょう。運動をしましょう。」では結果が出ないことは、病院勤務時代に分っておりました。その方のライフスタイルをヒアリングし、具体的な内容に噛み砕いてご説明することを心がけています。その結果、前職において、健康診断要再検査者を前年比役約10%減少に繋げることができました。貴社入社後においても、それらの強みを活かし、従業員の健康を守っていければと考えております。
(アドバイス)
・産業医の面接は1回の求人に対して、複数の応募がきます。原則、経験者有利です。特に正社員求人は応募者が殺到しますので、経験があっても油断は禁物です。

産業医への転職事例と志望動機の例文(3)

(転職概要)
仕事と家庭の両立を希望する女性医師が、産休復帰後、産業医へ転職するケース
(よくある転職理由)
・病院勤務に当直や緊急対応はつきもの。どうしてもワークライフバランスが悪化しがちです。そのため、結婚や出産などライフステージの変化に伴い、転職を希望される方が多いです。
・産業医は、残業リスクが少ない環境のため、ワークラウフバランスを優先したい医師の方に人気です。病院勤務の場合、救急や緊急入院オペなどにより、就業時間が読みづらい環境があります。また休日には学会や研究活動に追われる医療機関もあり、ワークライフバランスの観点から考えると、決して良い環境とは言えません。一方、企業の産業医は、健康相談対応時間が決まっていたり、そもそも定時という概念もあります。また突発的に起こる従業員の急変などのリスクも基本的にありません。
(志望動機例文)
私は前職において、おもに糖尿病などの内科慢性疾患の患者の治療をメインに行ってきました。その後、出産を機に退職しましたが、長期的に離職し、これまでの経験や知識を無駄にしたくないと考え、仕事と家庭を両立しながら、これまでの経験を活かせる環境への転職を志望しています。今日の中年世代において、生活習慣病の患者が多く、貴社の従業員においても、一定数同様の方がいらっしゃるかと思います。私は、病院勤務時代生活習慣病から始まった病気の種が、悪化し入院に至っているという多くの患者を見てきました。そのため、予防段階である方に重症化しないための適切なアプローチができると考え、産業医への転職を志望しています。また貴社は女性従業員の活躍を大切にされており、わたしのような仕事と家庭の両立に対しても、理解いただける環境だと感じています。
(アドバイス)
・ワークライフバランスを強調しすぎて、家庭の事情があった時、職場の状況を垣間見ず、仕事はいつでもなんでも後回しにするような求職者と思われないよう配慮しましょう。

 

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